見ているとわかることだ。災害に遭った人々のために、救援物資を
届けたり、救援活動をしようという方々がいるのに、これを拒否。
ウイルスよりも性質の悪い、人の形をした悪魔がいるという事実。
これは、間違いなく「消極的な殺人」である。国家の見殺し。
愚かな選択によって、第2、第3の悲劇が生まれるだろう。
だからと言って、私が何をするわけでも、何かをして
あげられるわけでもないけど。
虎がいるとわかっていても、悪政がはびこっている街からは出よう。
そんな故人たちの思いが、「苛政猛虎」には込められている。