2007年12月17日

長編「魂萌え たまもえ」桐野夏生



夫の突然の死によって、敏子は目の前が真っ暗になる。

いつも家族を気遣って、的外れと言われようと、心配することを
やめられなかった。それが妻であり、母親である自分の日常だった。

大人しくて、我慢強い来年還暦を迎える女性が、夫の死によって、
想像した以上に騒がしい毎日を過ごす物語。読み応えがある長編。
文庫で上・下巻あわせて約600ページ。

・敏子の今後の選択は……。
  
・夫の死によって、8年ぶりに長男がアメリカから帰国。
 既婚、こども(孫)がいる。敏子に「同居しないか」?と迫る。
 又、法定相続の問題や、長男夫婦の未来などの課題が見えてくる。

・長女は、長男と同様に頼りない。未だに主人公の家に遊びに
 やってくるし、30過ぎてもフリーターだ。前途多難。彼氏がいる。

・夫には、愛人がいた。
 愛人との対決、怒りと哀しみ、面倒くさい問題が次々と浮上。

・恋をする。

・高校時代からの友達との関係。

・カプセルホテルで垣間見た「人生劇場」。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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