2007年12月13日

児童書「バッテリー X、Y」あさのあつこ絵佐藤真紀子





「学校に邪魔されない」自分たちの為の野球をめざして、
策士瑞垣を中心に彼らは、奔走する。

わがままな巧の球を捕ろうとしない豪であったが、結局
豪は帰ってきた。豪なりの答えを引っさげて、巧の球を
受けた。巧は、あくまでキャッチャーとしての豪しか
見ようとしていなかった自分に気付き、キャッチャー
以外の豪をまるごと知ってみたくなった。


そして、ついに「バッテリー」が結成され1年の歳月が流れた。
桜満開の季節、全国大会4位のチームとの因縁の対決が再び。

「バッテリーY」(最終巻)

前キャプテン海音寺ら、3年生の卒業後、彼らは因縁の対決を
控えていた。ただただ野球がしたかった。相手に勝ちたいとも、
ヒットを打ってみたいとも、試合で活躍したいとも思っていたが、
ひっくるめて野球がしたかった。野球が大好きだから。

つらいこともあったし、嫌な思いもしたが、今こうして
グラウンドに立っているとそんなことはなんでもないように感じた。巧の球は、自らの感情を象徴するかのように、抑制が利かないが、18,44m先には豪がいる。巧のことを、受け止めてくれる豪がいる。
バックには頼もしいチームメイトがいる。巧と豪のバッテリーは、
「最強」だが、感情的になりやすく脆い部分がある。実際に、
揺さぶりをかけられて、ぼろぼろになったこともあった。しかし、
前に進もうとする「想い」があれば、どうにかなるのではないか。

巧は、剛速球を投げる。将来、豪以外の相棒に投げることもあるかも
しれないが、今は豪に向かって渾身のストレートを投げ込む。(完)
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童書・絵本・はれぶた・バッテリー・詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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