2007年12月09日

短編集「人生ベストテン」角田光代

題名にひかれて読みました。6つの短編集。
後半にある、「人生ベストテン」と「貸し出しデート」がおすすめ。
やはり、著者である角田さんと同年齢の主人公にリアリティーを
感じます。

「人生ベストテン」おすすめの短編。
40歳になる主人公には、暗い趣味がある。眠る前に、自分の人生に
おけるイベント・契機などをベスト10形式で考えるのである。
3位は大学合格、2位・1位は恋愛成就か失恋か……。そんなことを
考えながら、眠りにつく。そんな、主人公には楽しみがあった。

25年ぶりに同窓会があり、自分にとって人生を象徴する「初恋の人」に
会えるからだ。意表を衝いた展開と、同年代の友人達との腐女子的な
会話もおもしろいイチオシの作品。

「貸し出しデート」
主人公は、途方にくれている38歳の女性。今日は、貸し出しデート。
しかし、やってきたのは期待に反した、勘違いの田吾作男だった。

まともな中年女性と、若さだけがとりえのような男の会話が
おもしろい内容。妙に心に残る作品。
ラベル:短編集 小説 読書
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 笑える・楽しい・爆笑できる本・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック