2007年12月07日

短編「23分間の奇跡」ジェームズ・クラベル 青島幸雄訳


物語は、9:00に始まり、9:23に終わる。

先生は、ふるえていた。教室の子供たちも
こわがっていた。平気でいるのはジョニー
だけだ。今日、教室に新しい先生がくる。

新しい先生は、若くてきれいだ。そして、
今までの先生とちがってやさしい。歌を
うたってくれたし、きらくにゆかに、
こしかけたりした。そして、子供たちが
何となく感じていた大人たちへの不満や、
ただただ意味もわからず教えられていた、
おいのりだの、国旗への忠誠(ちゅうせい)
だのについて、上手に教えてくれた。

平易な文章で子供向きでありながら、作者
が言いたいのは、マインドコントロール
(教育)の怖さです。23分間のあいだに、
子供たちがどう変わっていくのかをするどく
描いています。本当の意味での「恐怖」とは、
じわじわと私たちの生活にしのびこんできます。
すごく短くて読みやすい作品です。英語原文つきです。
ラベル:名作 小学生 戦争
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童書・絵本・はれぶた・バッテリー・詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック