覆面作家シリーズ第2弾。
天国的な美貌と、卓越した推理能力と、個性的な
多重人格者である御令嬢探偵の活躍を描く。
「覆面作家のお茶の会」
覆面作家新妻さんの担当編集者となった良介は、
彼女とともに、ケーキ屋さんで遭遇した「事件」の
謎に挑む。パティシエは、何故消えたのか?
「覆面作家と溶ける男」
近くで起こった小学生の誘拐殺人事件。
良介と新妻さんの知り合い、静さんの甥が
あやしい男に、「血液型」を尋ねられた。
男が言うのには、「血液型占いで、A型の人に頼み、
ポストにラブレターを入れてもらえば恋愛が叶う」
とのこと。僕らは、もちろん不審を抱いた。
「覆面作家の愛の歌」
劇の演出家として、天才ともてはやされる南条弘高。
南条の恋人だった天才女優が、殺された。捜査線上に
浮かぶのは、その言動などから自信家南条弘高ただ一人。
この難問トリックに、覆面作家が果敢に挑む。
の3編を収録。新キャラ歌って踊れる編集者
静さんと、僕の双子の兄優介の活躍にも注目。
第3弾「覆面作家の夢の家」(同シリーズ最終巻)
壊れてしまう愛と、より強くなる愛をテーマに
したミステリー。僕と覆面作家の愛の行方は……。