2007年11月27日

三ツ星「となり町戦争」三崎亜記 




主人公の住む町と、となり町との間で「戦争」が勃発。

目には見えない所で、着々と戦争は行われている。

役所の業務のように、淡々と行われる水面下の戦い。


作戦上の都合から始まった、僕と香西さんの淡々とした「生活」。


僕と香西さんの「戦争」に関しての意識の度合い、

温度差。決して埋められない、大きな隔たり。


徐々に僕の目にも、戦争の傷跡や現実が見えてくる。

確かな形として……。


戦争によって引き起こされる理不尽さ、悲しさ、喪失感を

淡々と描いた透明感のある傑作。190ページ。(ハードカバーで)

芥川賞・直木賞の両方の要素を持った名作小説。

小説すばる新人賞受賞作、直木賞候補作となった三ツ星小説!
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | すごくおすすめ長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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