2017年06月28日

小説『公開処刑人 森のくまさん』堀内公太郎

「森のくまさん」は私刑による死刑執行人。
犯行声明をネット上で公開し世間に話題を提供。
被害者は生前に悪い行いをしていた悪党や小悪党であり
生前は加害者。よって世間では彼を支持する者も多い。
「正義の味方」、世直し的ヒーロー的立場を得た
森のくまさんこと連続殺人犯の正体は?

自殺をしようとしていた女子高生たちの前に現れたのは
救いの神だったのか?それとも悪魔だったのか?
最も解きやすい推理小説のひとつであり、
ツッコミどころも多いがやはり設定のインパクト、
森のくまさんの不気味さ、魅力、
サクサク読める平易な文章を評価したい。
単なるサイコパス的な連続殺人犯モノで終わらず、
犯人が悪意の種や社会不安をばらまいていく過程は
目をみはるものがある。宝島社文庫 このミス大賞
ラベル:推理小説
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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