2016年09月10日

エッセイ『つばさよつばさ』浅田次郎

望んだわけではないのに一年の三分の一を旅ですごしていた
浅田先生は、異国の地の人々、生活や文化に触れることで
日本人が現代人が忘れてしまった人間らしい生活を鑑みる。
ずるいけれど憎めない中国の小役人、
自分の仕事に誇りを持った職人、
心優しいガイド無邪君は美しい涙を薙がず。
バカ高いありがたくもない食事がまかり通る観光地、
礼儀も知らず人の好意に気付きもしない愚かな日本の若者、
そして異国の地での自分の失敗談。
エジプトではなぜか「ヤマモトヤーマ」と連呼され
ピラミッドはファラオの墓ではなく公共事業という新説に迫る。
体験を通して語られる考察の数々も興味深い。小学館
ラベル:浅田次郎
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 06:53| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめのエッセイ・私小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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