2016年07月06日

小説『アナザー Another』綾辻行人

3年3組には死がつきまとう。
まことしやかにささやかれる「呪い」に関する
噂とルールによって、秘密は守られるのか。
謎という名のミステリー、そして背筋を凍らせるホラー。
死を招くもうひとりは、ほらあなたのすぐ隣にいる。

転校生として5月にやってきた主人公。
彼は人形のような美少女を見かけるが
クラスメイトたちはそんな彼女が見えていないようで。
彼女は実体のない幽霊なのか。
惹かれるように彼女を追う主人公であったが
「気をつけて。もう、始まってるかもしれない」
と彼女はささやくのだった

このクラスには何かがある。
新しい生活にとまどう主人公は、この学校の三年三組が
抱える「呪い」について少しずつ近づいていく。

かつて人気者だったクラスメイトが亡くなった際、
クラスメイトたちは彼女が生きている者として扱い
生活をしていた。善意ではじまったその行いは
卒業写真にいるはずのない彼女が映るという結果を生む。
それ以降、三年三組のメンバー及び2親等内に奇怪な死が相次ぐ。
発生しない年もあるが、一度始まってしまうと
尋常ではない数の者が亡くなる。
誰にも知られず増えていて、亡くなっても誰も覚えていない
死を招く死神のような存在。誰が死を連れてくるのか?

長年の蓄積と経験則からある一定のルールが敷かれ、
彼らはその決まりごとを守ることにした。戦慄の旋律。絶賛。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 06:59| Comment(0) | TrackBack(0) | すごくおすすめ長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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