2016年05月29日

小説『獄門島』横溝正史

獄門島。海賊と流刑者たちを子孫に持つこの島では
不気味な因習とあやしげな雰囲気が漂い、島民以外の
人々を拒絶する空気が蔓延していた。
世間からは忌み嫌われていた縁起でもない島。
しかし、島の名士であり主産業である漁業を営む網本
本鬼頭とそれに対抗する分鬼頭の台頭により
島は一定の秩序を保たれ、豊かになった。
だが、本鬼頭の死により人心惑わされた者が鬼と化す。

名探偵金田一耕助は友から遺言を託された。
自分が死ぬと三人の妹たちが殺される。
どうか助けてやってくれ。
あまりにも不吉な言葉を胸に、友の死を告げるため
瀬戸内海に浮かぶ獄門島にやってきた耕助。
妖艶な三姉妹。島で絶大な力と信頼を勝ち得る和尚。
幽閉された男に、清水警部。美しいが儚げな男。
それを利用する妖怪のような女。
ひとくせもふたくせもある人々が彼を待ち受けていた。

名探偵という立場を隠していたこともあだとなり
次々と殺人事件が起こる。角川文庫
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | すごくおすすめ長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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