2015年10月07日

小説『愛しの座敷わらし』荻原浩

冴えない高橋一家が、引っ越しを機に座敷わらしや
新天地の人々と出会い、忘れていた大切なことに気付く。
5人の家族は6人になれるのか?

東京に住んでいる高橋一家。
何事も一生懸命だが、家族との関係も仕事も空回りの父晃一。
転勤ばかりの会社によって振り回され不満ばかりの母史子。
中学でいじめに遭っている梓美。
そしてぜんそく持ちで引っ込み思案の弟智也。
認知症がはじまったばぁば…。
どこにでもいそうな冴えない高橋一家は
父の転勤を機に田舎の420坪の大きな一軒家に住むことに。
もちろん不便だし、家の中は所々がたがあるし、
何よりこの家には「座敷わらし」がいた。
智也、ばぁばを筆頭に徐々に姿を捉えるようになるその
不思議な存在は、悲しい過去を背負っていた。
最初は得体のしれない存在と怖がっていた一家だったが
その頼りない存在に愛しさすら抱くようになる。
彼らは新しい出会いを通して、家族の大切さ、
人との絆を結び、しあわせをつかんでいく。
わかりやすいストーリーであり、感情移入しやすい。

朝日新聞出版 上・下巻
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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