最近変な視線を感じていた。
なぜか自分の周りで変わったことが起こりだした。
そして、姿を現したのは彼女を身辺警護するという男丸男。
いたって普通?な能天気女子高生モナミが命を狙われている?
バタフライ効果によってモナミが体験する事象は
地球規模でシンクロ(連動)して大事件に発展するらしい…。
いいことはもちろん、悪いことであっても…。
日常的にドジを繰り返し、反省しないモナミのドジは
世界を破滅しかねない。
校庭のグラウンド争いは中東の紛争につながるという…。
それってかなり危険じゃないか。そんな危険因子は
消してしまおうじゃないか!と次々とモナミに危険が迫る。
シスコン丸男は妹の言いつけにしたがって
モナミを守りにやってきた忍者のような存在である。
でも丸男の言動はしんらつでモナミに対する愛情は
妹のそれに比してかけらすらも感じない。
そのことに不満を感じながらも、流石に自分のせいで
世界を終わらせるわけにはいかないとモナミは考える。
世界を変えるヒントは何気ない日常に転がっている。
角川文庫 ライトノベルファンタジー