2015年07月01日

小説【有頂天家族】森見登美彦

京都を舞台に狸の名門下鴨家とライバルのヨゴレ
夷川家が火花を散らす。
かつて大天狗と恐れられていたが、弟子の弁天に
骨抜きにされた赤玉先生も巻き込んで大騒動。
笑いあり、涙ありの毛玉ファンタジー。

父は偉大だった。狸の大親分であった。
残念ながら狸鍋にされ喰われてしまった。
彼には4人の息子があった。
まじめ、のんき、阿呆、気弱の4人は残念な
息子たちと言われたが母は笑い飛ばした。
息子たちを信じていたからだ。母もまた偉大だった。

新たな狸の大親分を決めようと下鴨家は長男が
夷川家は家長がそれぞれ名乗りを上げた。
親戚でありながら、過去の因縁から仲の悪い両家。
特に夷川家は何かと底意地の悪い態度をとる。
阿呆の三男矢三郎と夷川家の娘は許嫁でありながら
夷川家によって一方的に結婚を破談された。
しかし矢三郎はそのことを気にしていない。
実力伯仲と言われる大親分の取り決めとなると
ヨゴレの夷川家が何もしないわけがない。
下鴨家が大ピンチに陥る。幻冬舎文庫
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック