少年たちがエアガンで武装した少年たちにうたれ
ケガをした。ドラゴン部隊と名乗る彼らは、
花山第一小のこどもたちと
彼らのリーダーである中学生。
カブトムシをとりにいったのは
花山第二小のこどもたちだ。
いわゆるなわばりあらそいである。
この話を聞いた第二小の六年生
ハカセ、モーちゃんは話し合いによる解決をのぞむ。
しかしハチベエは武力によるしかえしを考える。
とりあえずカブトムシをとることをみとめさせ、
また危害を加えないようにと主張する三人。
しかし相手は力づくでうばってみろとあざわらう。
三人は仲間をつのり、ドラゴン部隊と戦うが
こてんぱんにやられてしまう。
特にはじをかかされたハカセ、モーちゃんは
彼らをゆるせないとファイトを燃やす。
何より作戦がまずかった。
敵の戦力や武器、戦地などの情報もなく、
逆に自分たちの情報を与える始末。
相手はこちらが攻めてくるのがわかっているのだ。
むかえうつ用意はととのっている。
これでははじめから負けて当然だ。
知恵をしぼった三人は
新たに仲間をつのり忍者軍団を結成。
女子も仲間に加え「くノ一」とした。
戦う訓練をするかたわら、何よりも相手の情報を
手に入れることが先決と考えた。
ズッコケシリーズ第28弾