2014年12月10日

小説『キケン』有川浩

『キケン』こと成南電気工科大学機械制御研究部は
文字通り危険人物たちが集まるサークルである。
特にボマーと恐れられ校内をバイクで疾駆し、
実家から隔離された場所に住む
学園の問題児上野部長の言動は目を覆うばかり。
そんな上野やワルノリしてしまうメンバーを
統率しているのは大魔神と恐れられ
周囲に無言の圧力を与える副部長大神である。

小学校の頃から無類の火薬好きだった上野によって
集まった厄介集団が織りなす理系男子たちの青春物語。

物語は上野にその才能を見出された一見フツーの元山、
そして物怖じしない池谷がキケン「機研」に入り、
様々な事件に遭遇し、たくましく成長していく姿を
回想していく形式で描かれている。
砂場で爆発を起こし、高嶺の花と思しき令嬢と恋に落ち、
ラーメンを売りまくり、ロボット相撲に参加し、
熱い情熱を傾けたあの日々…。
全力で駆け抜けた日々の想い出は宝物になった。

新潮文庫

posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 笑える・楽しい・爆笑できる本・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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