2009年12月21日

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』黒井勇人

中卒、ひきこもりのニートの27歳の青年が、

母の死をきっかけに、父と話し合い

働かなくちゃと一念発起。

プログラマーの資格を取り、数多の面接を

こなし、見事就職を勝ちとる。


不安と期待を胸にプログラマーとして入社。

しかし、その会社は新人を放置し、

初日に過度の残業は当たり前、

リーダーは典型的なジャイアン的暴君、

その太鼓持ち・スネオ的存在であり、

常におバカな発言を繰り返す井出、

そして挙動不審な精神的ヤンデレ上原さん

を抱えるという燦々たるブラック会社。


それでもめげずにやってきた二日目には、

『よく来たな』と拍手される始末。

恐ろしい会社に入ったものだ……

と思った主人公だったが。

しかし、そこには一生に一度会えるかどうか

という大人物もいて……。


2ちゃんねるで立てられたスレによって、

過酷なプログラマーの実態と、

イカれた人ばかりのブラック会社の存在が

浮き彫りになる。

そしてそこに集まってくる個性的を通り越した

『超人』的な人たちが織りなす笑いと感動の

物語。挫折を知るがゆえに、誰よりも力強く

逆境に挫けない主人公マ男と、彼が尊敬して

やまない平成の諸葛孔明こと藤田さん。

そんな会社の応援に来たやっぱり変人だった

中西さん。

そして問題児な後輩の木村君、竹中君。


悲惨すぎるギリギリ納期のプロジェクトと、

高い壁を乗り越えた人間だけが知る感動、

藤田さんの隠された過去、そして思わぬ展開

を見せるおすすめの物語。

ブログ使用なので横書き。約400ページ。



ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

  • 作者: 黒井勇人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/06/26
  • メディア: 単行本



posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめのエッセイ・私小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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