会計検査院が全国47都道府県から12道府県を選び、検査した結果
調査した12道府県すべてで「不正経理」が行われていた。
どこかの県知事の言葉ではないが、おそらくすべての都道府県でも
あるであろうし、それを前提に調査する必要があるだろう。
相変わらず「旅費」名目を筆頭に、無駄遣いしているらしい。
発覚するたびにただ頭を下げて、ほとぼりがさめたらまたやらかす。
「厄介村の厄介さんがまたやらかす」という図式は、有史以来ずっと
続いていく。たまに、立派な人が政治家になっても周囲の毒によって
転んだり、辞めるかしているのだと思う。田中正造的政治家が再び
現われるのは、マンガや小説やドラマだけなのか?見たいものだ。
汚いことをして捻出した金で楽しめるという性根が気に入らない。
教唆(悪いことをそそのかして他者にやらせる)は共同正犯であり、
直接手を下していない「カツアゲ」は、より性質が悪い。
その際に、「見解に相違」があるという見苦しいいいわけをした
県知事がいたが、私と彼との間には見解に相違があるようだ。
政治家はある意味で「狷介」(けんかい)でなければならない。
ずる賢く、したたかで本心語らず、のらりくらりとかわすイメージ。
さて、辞書で狷介(けんかい)を調べたら、
狷は「頑固」、介は「堅い」を表し、現在は悪い意味で使われる。
本来の意味は、「固く自分の意思を守って人と妥協しないこと」
とある。狷介孤高としたら、「超然とした」というプラスの意味で、
頑固で他人の言うことをきかない意固地な様子というマイナスの
意味でしかない。
見解の相違ならぬ、狷介の相違があったようだ。
どうやら老獪(ろうかい)と混同していたようだ。
政治家は、本来の意味の狷介でもなくてはならない。
もちろん「他人の足を引っ張る」ことや、「揚げ足をとる」ことや、
「お金儲けをする」、「威張り散らす」「電車にタダで乗る」
ために自分の意思を貫くという意味では断じてない。
私(国民)と政治家の間には、見解の相違がある。
←ゲーム機だのまで「私的流用」や「裏金」で買われていた。
国民の公僕が聞いて呆れる。職員たちの給料で補填できるレベル
じゃないんじゃ?やっすい頭を下げられてもなぁ……。
〜読んでくださって、ありがとうございます〜
http://blog.with2.net/link.php?598626
「人気ブログランキングへ」
「1253億円にものぼる無駄遣い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000073-jij-soci