2008年08月21日

小説「憑神 つきがみ」浅田次郎


江戸の幕末。貧乏御家人彦四郎は、文武を兼ね備えた

ひとかどの人物でありながら、家のしがらみや嫡男(長男)

に生まれなかったことを理由に、こづかいもままならない。


兄の家に厄介になりながら、出世を諦めきれない彦四郎は、

苦しいときの神頼みと三巡稲荷の祠に手を合わせた所、

まさに霊験あらたか、次々と神様が現れた。

もっとも、それらの神様は邪神(貧乏神、厄病神、死神)であり、

彼らの出現によって、彦四郎はつらい決断を迫られる。



武士の持つ「義」と、浅田氏のユーモアが光る時代小説。

激動の時代に、馬鹿正直に生きる彦四郎の潔さが心地よい340ページ。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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