2020年07月02日

小説『銀河に口笛』朱川湊人

昭和40年代、小学3年生の僕たちは不思議な力やアイテム、
浮世離れした家に住むリンダをともだちになった。
「ウルトラマリン隊」のメンバーは、多分宇宙人と思われる
彫刻顔のリンダを仲間に加え、人助けをはじめた。

性同一性障害に悩む美少年ミハルもメンバーに加わり、
こどもたちから寄せられる依頼を引き受けていく。
過去を追想していく僕らの思い出は温かくて愛しい。
成長を遂げる僕らだったが、別れは突然訪れた。

個性的な仲間たちがそれぞれを尊重した結果、
うまくいくこともうまくいかないこともある。
遭遇した事件を解決する達成感、
もっと自分にできたことはないのかという反省や後悔、
他社に対する思いやり、前に歩いていくという意思、
大人になり、病気と直面した僕の前に現れたのは
昔と変わらぬ親友の姿だった。

少年の日の美しい思い出は色あせない。
みんなで吹いた口笛の音色。宇宙を超えた友情。
やはり朱川先生はUMA的な話に秀逸な作品が多い。
角川文庫
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 07:21| Comment(0) | すごくおすすめ長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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