2016年11月20日

小説『ジャイロスコープ』伊坂幸太郎



蝦蟇倉(がまくら)市にやってきた浜田青年は
「相談屋」稲垣さんの下で住み込みの仕事をすることに。
ときに物騒な解決案をお客様に提示する稲垣さんに
本当っすか?(本当にそれでいいのですか)と首をかしげる
浜田青年だったが、遂に仕事を与えられる。
『浜田青年ホントスカ』

もしあのときああしていれば…。
心ある人間ならば誰しも自らの言動を反省することはある。
日々繰り返される日常の暮らし。通勤にバスを使う主人公は
事件に巻き込まれる。バスジャックであった。
『if』

いろいろな事情からサンタクロースがクリスマスにやってこない
場合がある。そんなこどもたちのために、プレゼントを届ける
会社があった。縁あってこの会社に入った者の中には
プレゼントをもらったことのあるかつてのこどももいた。
冒頭で危機が報じられ、会社での会話となり、見事に帰結させる。
『一人では無理がある』

新幹線の清掃員として働くちゃんとした人たちが主人公。
彼らが尊敬する鶴田さんが急病によって倒れる。
パウエル国務長官によって勇気づけられていた鶴田さんを
心配しながら、彼らが仕事を通じて体験した不思議な出来事を描く。
『彗星さんたち』
など7編を収録。新潮文庫。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの短編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする