2016年04月16日

小説『ガソリン生活』伊坂幸太郎

人の暮らしに密接に関わる車は思考し車同士では会話もする。
望月家の愛車緑のデミオはひょんなことから、
元女優荒木翠を乗せることになる。
名家の生まれにして、恋多き女性で仙台ではファンも多い。
そんな彼女だったが、自動車事故を起こして死亡。
目下噂されていた恋人も同乗していた。

ダイアナ妃を思わせるこの悲惨すぎる事故を知り、
望月家とデミオは心を痛めた。
だが情報通の自動車たちはささやき合う。
あの事故には隠されたからくりがあるのではないか?

頼りない長男良夫、恋人ができたらしい長女まどか、
子供らしくない頭脳の持ち主亨とその母とデミオに
危険人物トガリの恐怖にかられた子分たちの魔の手が迫る。

笑いあり、涙あり、バランス感覚抜群の一冊。朝日新聞出版
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | すごくおすすめ長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする