2016年01月09日

小説『PK』伊坂幸太郎

些細な言動のきっかけによってドミノ式に起こる事象を
着眼点に描かれたSF小説。
なぜ絶不調だった日本代表ストライカーはPKを決められたのか?
奇跡的に助けられたこどもがたどった数奇な運命は?
握手することで6秒間だけ時間泥棒になれたら?
自分ひとりの命によって人類が救えたら死を選択できるか?

難題に直面した際に発揮されるのは勇気なのか?
それは人の意志なのか?それとも人智を超えた神のような
存在によるものなのか?とにかく賽は投げられた。
現在が必然だとしても、そこに至る過程には無数の蓋然が
あったはず。悲しい事件の裏側にもドラマがあり、
防げたこともあったかもしれない。しかし反対に
誰も知らない者の活躍によって防がれたこともあったかも。
無数の意志によって世の中の形が決まる。講談社
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする