2015年05月31日

小説『扉は閉ざされたまま』石持浅海

伏見は新山を殺害することにした。
コロンボ形式で描かれる推理小説。
犯人は伏見、探偵役として
伏見がかつて本気で愛しながら女性優佳が担う。
なぜ犯人伏見は新山を殺害したのか。
動機は何だったのか。
そして、なぜ部屋の扉を閉ざしたのか。
そこに一体どんな意図があったのか。
伏見と優佳。二人の頭脳の対決と、その勝者。
そして動機を知るとき納得の会心作と気付く。

歴史ある世田谷の豪邸ペンションにやってきた七人。
大学の同窓会のメンバーとその関係者である彼らは
休憩を挟み夕食の鍋をつつき団らんするはずだった。
しかし、新山がやってこない。
犯人である伏見はほくそ笑む。
完璧な密室ができた。扉は閉ざされたままだ。
不自然な言動をとらないように気をつけなければ。
なぜならここにはあの優佳がいる。
下手なことを言えば自分の計画が破たんする。
うまく誘導しなくては…。
伏見はさりげなく会話をリード。本心を隠して。
完璧と思われた計画であったが、
思わぬほころびがあり。最後に本意を遂げるのは…

祥伝社文庫
 
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする