2015年05月05日

小説【死神の浮力】伊坂幸太郎

小学生の娘を殺された夫婦の前に現れたのは
風変わりな死神だった。

サイコパス。良心を持たず、平気で嘘をつき、
他人を傷つけることに罪悪感を持たない
ある意味最強最悪の存在である。
知り合いである本城により愛娘を殺害された
山野辺夫妻は娘のかたき討ちをしようと
本城を殺すことを模索し計画を立てていた。
そんな折、千葉と名乗る不思議な男が現れた。
被害者でありながら悪意すら感じるマスコミ攻勢により
疲弊していた山野辺。
だが本城の居場所を知っているという何の面識もない
この男と共に打倒本城をめざして行動を共にする。
ちなみに千葉は、一週間後に死ぬ者の前に現れ
生かすか殺すかを決める音楽好きな死神であった。

山野辺は他者を制圧し絶望させることをいきがいとする
本城によってワナにかけられ、常に後手に回り大苦戦。
隣で平然とわけのわからないことばかり言っている
千葉に励まされたり、腹を立てたりしながら敵を追う。
山野辺夫妻が本懐を遂げることはできるのか。
そして、千葉の出す答えは。

『死神の精度』の続編 文藝春秋
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする