2015年03月28日

【ズッコケ怪奇館幽霊の正体】那須正幹 絵高橋信也

暗闇坂(くらやみざか)にはゆうれいが出る。
科学バカのハカセはそんなうわさ信じていないが
なんでそんなうわさが出回るようになったのかを
調査することにした。
2年前にひき逃げ事件があり、
まだ犯人は捕まっていないらしい。
それ以来、被害にあったおばあさんのゆうれいが
出るということだが、はっきりとした決め手はない。

親友のハチベエ、モーちゃんと暗闇坂にやってきた
ハカセは聞きこみ調査をしたり、周囲を確認した。
三人の出した結論はゆうれいはいないというもの。
多分、恐怖が何でもない者をそう見せたのだろう。

しかし、交通事故が発生し、被害者が
白いかげのような者を見たとしょうげんし、
がぜんハカセはゆうれいの正体を知りたくなる。
ズッコケ三人組は、うわさの出所が
ネットであることに着目する。

ズッコケシリーズ48弾。
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2015年03月27日

【ズッコケ神様体験】那須正幹 絵高橋信也

祭りに参加しようとズッコケ三人組は
おみこしづくりをすることにした。
おみこしコンテスト一等は10万円もらえる
ということで荒井陽子ら女子も加わり、
ハチベエもがぜんやる気を燃やしていた。

またハチベエは稚児舞い(ちごまい)と呼ばれる
おどりに参加することになった。
そのおどりをするとおどりこに神が乗り移る
「神がかり」となり、頭がおかしくなるという。
心配するハチベエ。
そんなのは根も葉もないうわさだと周囲は笑うが
勉強が苦手のハチベエがテストで100点を連発。
これはおかしい。天変地異の前ぶれかもしれない。

ハチベエを心配するハカセとモーちゃん圭子の三人は、
このおどりをよく知るおじいさんを訪ねた。

ズッコケシリーズ第32弾
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2015年03月24日

【ズッコケ愛の動物記】那須正幹 絵高橋信也

きっかけはモーちゃんが拾った雑種の子犬だった。
ハチベエ、ハカセと共に飼い主になってくれる人を
探す三人であったがもらい手が見つからない。
三人はとりあえず空き地で犬を飼うことにした。

飼っていれば情もわく。犬が嫌いだったハチベエも
ムックと名前をつけてエサを与えているうちに
かわいく思えてきた。飼い主を探していたら、
今度は子猫が増えていた。
いつしか動物たちが増えていく。
いっそのこと、いろんな動物を飼ってみるのも
悪くないかもしれないとハカセも乗り気になる。
彼は爬虫類(はちゅうるい)を増やしだす。

動物園みたいにしちゃうのも悪くないかも…
ハチベエは夢をふくらませるのだが

ズッコケシリーズ第31弾。
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2015年03月22日

『とびだせズッコケ事件記者』那須正幹 絵前川かずお

かべ新聞を作ることになり事件記者になったハチベエ。
名刺(めいし)を作り、おまわりさんに事件があったら
教えてほしいと街をかける。

モーちゃん、ハカセも事件記者となり三人でネタ探し。
探偵ばあさんことフサさんと出会う。
フサさんは近所でにせ札が作られていると
おまわりさんに相談していた。
本当なら大スクープだ。
三人はおまわりさんと共に印刷屋におもむいた。

事件はないかと探す三人は、それぞれ
熱愛スクープ、ケーキ屋のグルメ調査、
にせ札の歴史と違う記事に着目し、
三者三様、特ダネめざしてふんとう中。

ズッコケシリーズ第7弾。
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2015年03月21日

『驚異のズッコケ大時震』那須正幹 絵前川かずお

歴史マンガを読んだモーちゃんが
ハチベエ、ハカセと帰宅中に大きな地震が起こる。

気づいたらそこは合戦の場所。
天下分け目の関ヶ原の戦い。
とまどう三人は、この戦を決めた人物
小早川秀秋と出会う。
さっそくモーちゃんは仕入れた知識をひろう。

しかし、何かこの世界三人が知っている日本史と
どこかちがうみたい。

ズッコケシリーズ17弾は、
時空のはざまに落ちた三人が過去にタイムスリップ。
偉人たちと出会ったり、危険な目にあいながら
現代に戻ることをめざして前に進む。




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2015年03月19日

小説『流星の絆』東野圭吾

流星を観に行っていた三兄妹。

帰宅したら両親が殺害されていた。

弟、妹を守ろうとする兄、

犯行現場から立ち去る男を目撃した弟、

幼い妹の三人は施設で暮らすことを余儀なくされた。

もう、父の絶品の「ハヤシライス」は食べられないし

母と会うことはできない。

担当刑事柏原は悲嘆に暮れる三兄弟を心配するが

捜査は難航し、進展を見せぬまま月日だけが流れた。


流れ星に復讐を誓った彼らは、

自分たちが詐欺の被害に遭ったことで

騙される側から騙す側になることを決意。


14年の歳月が流れ、時効まで残された期間は当時1年。

頭脳卓抜な長兄功一が詐欺の計画を立案、

決定するリーダー格。

どんな役柄も演じられる次男泰輔、

美貌と男を転がす魔性の女静奈が実行役。

流星の絆によって結ばれた彼らは、

身分を隠し、ターゲットを決めお金をだまし取る。


1000万円はだまし取れそうな標的も決まり

いい加減詐欺などやめようと考えていた功一。

しかし、急成長を遂げたレストラン経営者の息子

ターゲット行成に近づく静奈を見守っていた泰輔は

功一の父親が事件現場で見た男に似ていると気づく。

また、静奈は行成がつくるハヤシライスの味が

昔食べた父の味に酷似していると兄弟に告げる。

限りなく怪しいと判断した功一は、

犯人を追いつめるために計画を練り上げ、

泰輔、静奈と共に自らも危ない橋を渡る決意を固める。

しかし最大の誤算だったのは、

妹が抱いた罪悪感と恋心であった。

人間の真価が問われる会心の一作である。


講談社文庫 600ページ超。



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2015年03月10日

小説『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

成瀬将虎は元私立探偵の「何でも屋」。

彼は霊感商法が疑われる集団の調査を

久高愛子から依頼された。

一見頼りないが、フィットネスクラブに通い

脱いだらすごいを自称する将虎は

電車で飛び込み自殺をしようとしていた女性を救出。

助けられた麻宮さくらは彼に好意を寄せるようになり

二人は恋に落ち、運命を感じるようになるのだが…。


見え隠れする「蓬楽倶楽部」と名乗る詐欺集団。

彼らは被害者に悪の片棒をかつがせ加害者とすることで

より莫大で違法な金の搾取を行っていた。

不気味で血なまぐさい過去の事件と

現代にまたがる謎と秘密。


枯れることのない情熱と想いの美しさ。

無駄と思われた描写が実は作品の根幹を成す

絶対不可欠なものだったと知るとき

驚嘆されること請け合いの名作ミステリー。

読了後の感想としては、すばらしいの一言。

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2015年03月08日

小説『格闘する者にまる』三浦しをん

続けてきたことは漫画を読むことだけ。

毎日気楽に生きてきた女子大生可南子であったが

遂に就職戦線が訪れた。氷河期まっただ中。

つぶしの利かない文学部の可南子の志望は

毎日漫画を読めそうな出版業界だ。

マンガに対するうんちく、知識は並じゃない。

熱意もある。

でも人気が高く志望者も多い出版業界は狭き門。

態度の悪い面接官にイラつかされ、しかも

結果は連戦連敗。内定が遠い…。


気が合うだけあってどこか呑気な友だち、

家庭をかえりみない政治家の父親、義理の母、

優秀な弟。派生する父の後継者問題。

姉と弟どちらかを後継者にとしゃしゃり出てくる親族。

えらく年の離れた脚フェチ書道家との不思議な恋。


想像した以上に騒がしい毎日と青春が彼女を待っていた。

可南子はこれらと格闘しながら何かを思い、

何を感じ、何を得て、何を失うのか?


デビュー作にして才能を魅せつける。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする