2014年10月05日

小説『デパートへ行こう!』真保裕一

創業100周年を迎える老舗デパート。

その深夜に集まった人々がそれぞれの思惑を胸に動く。

そこには強い想いや悲哀。願いや痛みがあった。


リストラされ、家族を失った男。

贈収賄事件の犯人のこども。

自分を裏切った男に対して仕返しを企てる女性店員。

暴力団と癒着してしまった元警察官。

このデパートの社長。

そして、このデパートを守ることを誇りに生きる

伝説の守衛とその志を継がんとする後輩。

己の利益のために蠢く輩…。


ある男にとって、母と出かけるデパートは

幸せの象徴だった。

ある男にとって、そのデパートは人生そのものだった。

そこには待ち続けている幸せの形があった。


彼ら、そして彼女らによって

激動の一日を迎えることになった深夜のデパート。

様々な人間ドラマが展開され感動のラストが胸を打つ。


講談社

posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする