2010年09月08日

『ルパンの消息』横山秀夫

時効ぎりぎりの自殺事件は他殺だった。

高校で起こった女性教師の墜落死。

そのキーパーソンとなるのは、

事件当時不良高校生だった三人組。

彼らは期末テストを盗み取るという作戦

「ルパン作戦」を決行していた。

捜査本部は、本庁からの信頼度の高い

タレコミによって、スピード捜査に乗り出す。

また、その事件の背景には三億円事件も

絡んでいた。三人が屯する喫茶店ルパンの

マスターは、その経歴や人物像から限りなく

犯人像に近い人間。


捜査本部によって重要参考人としてやってきた

三人は一様に違う人生を歩み様変わりしていた。


峰フジ子を連想させる美人教師が殺された夜

彼らはテストを盗み出そうと学校に侵入して

いたのだ。彼らが青春を謳歌した15年前と

時効寸前に何とか真犯人を捕まえんと

四苦八苦する捜査本部とを交互に描き、

真相をあぶりだしていく。


光文社文庫 430ページ。
ルパンの消息 (光文社文庫)

ルパンの消息 (光文社文庫)

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/04/09
  • メディア: 文庫



posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする