お通夜中に校長を罵倒し、無理難題をつきつけた話を聞きました。
「モンスターペアレント」の極端な例なのかもしれませんが、
本当に筋違いだと思います。「責任」うんぬんという意味では、
小学校六年生が、自分の意思でパンを飲み込んで亡くなったと
いう「事実」から、自己責任でしょう。
先生や生徒に非はありません。ましてや校長、関係ないじゃん。
責任の所在よりも、再発防止になればいいと思います。
誤解を恐れずに言うならば、教室がいたメンバーが筋違いの
「罪悪感」を抱かなくてもいいような気がします。
「パンを3秒で食べた」と言った少年も含めて。
なんにしろ、やるせない想いばかりが残るのですが。
幼児を預かる施設じゃあるまいし、そこまで面倒見切れないし、
そこまで責任問えないと思います。そういえば、早食いブーム時
給食で早食いをマネして亡くなった中学生がいましたが、
もうなんだかね。親とか泣くに泣けないと思います。
この事件や、早食い番組自体が嫌いな人を中心に批判が起こり、
一時期「早食いモノ」が自粛されてんですよね。ギャル曽根ちゃん
ブームの前の小林君・白田君ブームのときの話です。
あくまで事件と言うのは、「目立つ」部分や「取り上げられた事象」
だけが大きく扱われます。小さい声よりも、大きい声の人間の方が
意見が通りやすい場合も多々あります。内容はほぼ同じでも。
いろんな都合が「真実」を歪める場合もあるでしょう。
冒頭の事例に私は、上記のような意見ですが、もっと違った見方を
される方もいるでしょうし、そうあるべきだと思います。
だって国レベルで「賛成率ほぼ100%」の大統領再任の選挙って、
恐ろしくいびつな形の現れでしょう。
清濁併呑(いいこともわるいこともすべて受け入れること。
また、そのような度量の大きな人物)には程遠いし、
飲み下せないこともままありますが、苦い思い出があるからこそ
最後のデザートがよりおいしく感じる……そんなミスチルの
「HERO」的な「しあわせ」の味を噛みしめたいし信じていたいです。