2008年04月29日

小説「姫椿」浅田次郎


「懈 シエ(xie)」

顔は麒麟、角は鹿、足は牛、尾は虎、体は鱗に被われている。
そして、善人と悪人の判別ができる不思議な動物……「シエ」。

愛猫が、死んでしまった「ひとりぼっち」の主人公は、
ペットショップで不思議な動物シエに出会います。

人が聞いたら「不幸」だという人生を歩みながら、決して悲観
せず、生きてきた主人公。しあわせになってほしい。号泣。

「不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。ほんとだよ。」


「姫椿」

死ぬことしか考えていなかった主人公。
一時の隆盛はどこへやら。
今は、自分に生命保険をかけて、死ぬ場所を探していた。

そんな主人公が、夢か幻か、若かりし頃元恋人、現奥さんと
訪れた「銭湯」にたどり着く。神田川をほうふつとさせる世界観と、
「生きる」っていう意味を考えさせられる物語。


「再会」

私たちは、久しぶりに再会を果たした。しかし、成功者と思って
いた旧友から奇妙キテレツ、摩訶不思議な話を聞かされた。

同じ人間の、違う人生を垣間見た。ホラー色を帯びた傑作。


「マダムの咽仏」

マダムは完璧だった。
完璧な男であり、女であり、そして完璧な人間だった。

そんなマダムが死んだ。私たちは、マダムのすごさを再認識する。


「トラブル・メーカー」

会社のお荷物的な部署に回された、まじめだけが取り柄のような
平凡な中年男性。彼は、飛行機で乗り合わせた私にひとりごとを
つぶやくように語りだした。自分に起こった、事件とその顛末を。


「オリンポスの聖女」

かつて本気で愛した女性を、私は自分の都合で捨ててしまった。
彼女は、本物のパフォーマーであり、芸の道を邁進し続けていた。

私は、立ち尽くす……。


「零下の災厄」

本当にふとしたきっかけて、最悪の災厄に巻き込まれることがある。
それこそ、現実は小説より奇なりって具合に。彼は語りだした。

雑誌社の帰宅は遅い。深夜を回ることなんてザラだ。彼は、自宅の
マンションの近くで泥酔している、変な美女を見つけ、介抱する
ことになってしまう。氏素性のわからない女の正体は?


「永遠の緑」

競馬が大好きな大学の教授は、今日も競馬に出かける。
彼は、競馬場において「先生」と呼ばれ、何人かの競馬仲間と
競馬を堪能していた。彼には、気がかりがあった。愛娘のことだ。

教授のかつての恋愛と、愛娘の恋愛をからめた感動の物語。
美しすぎる珠玉の恋愛小説であり、ほろりと泣かされた。感動。


以上8編を収録した短編集。おすすめ度は、同著「鉄道員」と並ぶ
最高評価。再読したが、やはりすばらしかった。

http://blog.with2.net/link.php?598626
大学生人気ブログランキングへ。 おすすめは、
「セイジ」「肉欲企画。」「伝説のきりかぶ」「多重人格」。
押してくださると、私がしあわせな気持ちになります。
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2008年04月27日

児童書「ズッコケ宇宙大旅行」なすまさもと 絵前川かずお


宇宙人とそうぐうしたズッコケ三人組は、友だちになった
宇宙人のためにモンスターをたいじせんと宇宙に飛び立つ。
読書初心者におすすめのシリーズ第12弾。ルビ・さし絵つき。


きっかけは、バードウォッチングだった。ハカセのさそいで山に
同行したモーちゃんと、呼ばれもしないのにやってきたハチベエ。
三人は、きじばと、めじろ、ひたきといった山鳥を観察したり、
その鳴き声をたんのうした。ハカセは、鳥の鳴き声を録ろうと
カセットを設置した。


家に帰ったハカセは、録音した鳥の声を聴こうとしたのだが、
意味不明な金属音しか入っていなかった。そこでハカセは思い出す。ちょっと前に起こった、近所での「UFO」事件のことを。

ハチベエの母をはじめ、何人かの目撃者(もくげきしゃ)
がいた事件のことを。ハカセは仮説をたてるのだった。
あれは、UFOの出したある種のメッセージなのではないか。


好奇心の強いハカセは、親友のモーちゃん、ハチベエに自説を
主張するのだが……。続きは、実際に読んで楽しんでほしい。


宇宙に飛び立ったズッコケ三人組。UFOは、時速768,000kmという
途方もない速度で突き進む。(歩行速度が、時速4km位である)
ともだちになった美少女のために、三人は見事にモンスターを
やっつけられるのか?そして、彼らが選ばれた理由とは?

200804252207000.jpg


UFO  Unidentified Flying Objectの略。
    未確認飛行物体。ユーフォー。
    「いる」とも「いない」とも言い切れない不思議なもの。
    関連……J、アレン・ハイネク博士、アダムスキー

「UFO」 ピンクレディーの代表曲のひとつ。振り付け・衣装が
    特徴的で、ある年齢以上の方は完璧に踊れたりする。
    懐メロシーンや、ピンクレディーがテレビに出たときに
    本人たちや、ゲストが披露することが多い。

「UFO」 ミスチルの曲。アルバム「IT'S A WONDERFUL WORLD」収録
     軽快な曲であり、完成度が高い。ファンなら歌えるはず?
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2008年04月26日

「死刑の成否を問う、あと聖歌リレー」

弁護団が頓珍漢なことを言っていたので、反論したい。

「彼が18歳だったから、はじめに死刑ありきという判決だった」

※ 死刑は18歳以上が対象である日本

私には、被告人(当時18歳の少年だった)が悪いことをしたと
いう事実から逃げているようにしかみえなかったので、
死刑判決は妥当だと思う。もっと、突き詰めて言うと、
「18歳だから罪に問われる、死刑が出る」のではない。
「悪すぎることをしたのだから死刑になる」のある。
人の命を奪う殺人という行為。それは、全人格を奪う最悪の行為で
あり、同時に被害者に関わるすべての人にダメージを与える行為で
ある。弁護士は、そういったことも考慮して(考慮しているとは思う
が)不用意な発言をしてはいけないはずだ。まぁ、考えてみれば
弁護士というのは、因果な仕事だと思う。もちろん、冤罪事件を
弁護できるケースもあるだろうが、100人が100人悪いという被告を
弁護しなくてはいけないこともあるのだから。まぁ、たまに
「売名行為」的な弁護団が結成されるのをみると、「社会正義」って
何だろうと思う。

日本においては、よほどのことがないと死刑を求刑されない。
また、判決においても死刑が出ない。どっこい、法務大臣が死刑を
拒む猿芝居をみせてくれることもある。
「目には目を、死には死を、アンフェアにはアンフェアを」
それなりの対応をしないと、本質的に大切なものがどんどん喪失
されていく。

聖火リレーやっぱり無事に終わらないんだな……。
民主主義は、多様性を認める制度だが、あれはないよなぁ。
しかし、朝鮮民主主義人民共和国ほど、広告に偽りありの国は
ないよなぁ。いろんな意味でわる〜い中国のせいで、世界中が
大混乱。本当、中国ってトラブルメイカーだよな。
現代の「世界の工場」&「世界の火薬庫」っていう感じだ。
ラベル:コラム 日記
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2008年04月24日

「天才は忘れた頃にやってくる」

果たして天才は、幸せなのか?
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2277264/2091713?blog=seesaa

9歳で大学に入り、「授業が簡単すぎる」と言う天才児のニュースを
見て、つとにそう思う。

9歳の頃の私は、「コロコロ」というマンガ雑誌や「ジャンプ」を
むさぼるように読み、そのかたわらで「あぁ無情」…レ・ミゼラブル
という分厚い本を読破するという、まぁ小さな町の小さな小学校での
「天才」だった。何しろ、担任の先生の折り紙つきで、体操着には
実際折り紙をつけて、笑いをとりつつ、嫌われ者にならないという
あざとさも持ったそんな子供だった。今じゃ、単なる凡人。

彼の大変な所は、彼が望むと望まざるとに関わらず、注目を集め
本当の意味での「ともだち」ができなそうな所である。
学力という面で、常人よりも遙かに早熟を遂げた彼。
誰もが認める「天才」には違いないが、それが必ずしも幸せに
結びついていないように思える。コロコロ読んで、コロコロ笑って
いられたしあわせを噛み締める。負け犬の遠吠えと捉えられても
構わない。もっとも、幸せ・不幸を決めるのは第三者ではなく
あくまで本人なので、他人たる私が気にすることはない。もっとも
「ともだち」になったら話は変わってくるが……。
でも「20世紀少年」的な「ともだち」はいやだ。いやすぎる。

「天災は忘れた頃にやってくる」 念のため。 
ラベル:日記
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2008年04月22日

「NeeeeWS」

こどもの学力に、読書の量や好き・嫌いが影響してする
ことが報道されていた。読んでいる方が、高い結果だった。
10歳にして「あぁ無情」を読破した私は、考えてみたら
あの時がピークだった気がする……。ここだけのはなし。

親子殺害事件の死刑判決。まぁ妥当だなと思った。
「死刑」に関しては私はあった方がいいと思う。
あくまで、日本の場合を考えた場合で。
よほどのことをしないと「死刑」を求刑されないし、
抑止力になると思うからだ。
死刑判決にサインできないなら、防衛大臣は任命
された時点で断るべきだと思う。

内閣の支持率が急落。
まぁ、国民みんなうんざりしているんだろうな。
かといって、支持したくなるような党もない気がする。
いっそのこと「自由民主党」にもどって員数を
減らしてほしい。どうせ同じ穴のムジナなのだから。

ダライラマがパリの名誉市民に。
いやぁ、パリ市すごいなぁ。
「ここしかない!」というような最悪のタイミング。
どんどん中国が悪者になっていく。
中国は、経済だけでなく「嫌われ者」という面でも
日本と同じ道を歩むようだ。
正直、いろんなことを勘案して日本が発展した時代よりも
きつい時代になっているので、発展し続けることは不可能だ。
日本もそうだが、破綻をきたすことは明白だ。

やはりニュースを観るなら、NHKがいい。

余談だが、民放のワイドショーではゲーム音楽を使われる
ことがとみに多い。たとえば「桃鉄」の音楽とか。
優れた音楽や効果音が多いからだと思う。桃鉄好き。
ラベル:ニュース 日記
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2008年04月21日

「プライスリーダー」

私はコカコーラがキライである。何故か?

私が子供の頃、缶ジュースは100円であった。
たしかに100円だった。自動販売機に100円
入れればフツーに買えた。喉を潤せた。

ある日、缶ジュースが110円になった。
たしか消費税ができたことに便乗してだ。
しかし、消費税は3%だったはずだ。
そう、計算が合わない。これを暴利と呼ぶ。

その後、また同じようにジュースの値段が
上がる。周知の事実120円だ。大・暴・利!

値段が上がったのは、他でもない
「コカコーラ社」のせいだ。
飲料業界最大手のここが、「値段上げます」
と宣言。すると、他の大手飲料会社も値上げ。
軒並み値上げ。猫も杓子も軒並み値上げ。
もう、100円でジュースが飲めない。
100円ジュース……。
あの頃の君にもう一度会いたい!

だから私は、コカコーラが嫌いである。
ちなみに「爽健美茶」のCMは好きである。

※ 「プライスリーダー」 
http://www.jmrlsi.co.jp/menu/yougo/my03/my0307.html
ラベル:日記 コラム
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2008年04月20日

小説「天きり松闇がたり 闇の花道」浅田次郎


夜の留置場に現われた謎の老人「天きり松」。

彼は、何を隠そう天下の大泥棒にして義賊として
尊敬を集めた「目細の安吉」一家にいた。

六尺に四方にしか聞こえないという夜盗の特技
闇がたりによって、今夜も大正ロマンの幕があがる。


「闇の花道」

9歳の松蔵は、ある日父のてびきによって「安吉」一家
と出会い、その一員となった。安吉は、極道界の大親分
銀次が、拘留中に留守を任せられるほどの器量の
持ち主であり、その実力は「官」ですらお墨つきを
与えていた。銀次が、放免となったその日事件が起こった。

筋を曲げない、潔い安吉の器の大きさに注目。

安吉……親分。中抜きが得意。
       →財布から現金のみを抜き取り、財布を戻す。

銀次……大親分。2000人の手下がいて、大時代的。古い任侠。


「槍の小輔」

山県有朋卿のお宝の「金時計」を盗んだ安吉一家のおこん。
蛇蝎のごとく嫌われていた有朋卿の悲哀と、おこんとの
「恋愛」をからめて描いた物語。盗んだつもりが盗まれて。

「盗みは小手先でするもんじゃござんせん。心意気で盗るもんだ」

おこん……美女。啖呵を切る姿がかっこいい。振り袖おこん。
     ゲンノマエが得意→正面から盗み取る。
     

「百万石の甍(いらか)」

百万石の家の妾の子英治は、松蔵が目標にしている兄貴分。
英治は、貧乏長屋の一本木な棟梁の息子として育てられ、
現在は安吉一家にいる。そんな英治に、100万石の花清から
「家に戻ってくれないか」という勝手な了見が告げられる。
英治は、見事な意趣返しを行い、この世には血よりも濃くて
大切なものがあることを知らしめる。

英治……筋を通す一本木の性格は、血よりも濃い父譲りの職人気質。
    人に媚びず、へつらわず、口数少なく、嘘はつかない。
    シャツの袖口、足袋の裏が常に真っ白という男の中の男。
    黄不動の異名を持つ。得意技は、「天切り」である。
    →瓦をおっぱずし、天上裏から忍びこむ。

「白縫華魁(しらぬいおいらん)」「衣紋坂(いもんざか)から」も
収録。一作50ページほどで、計250ページ。心意気、粋、いなせ。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 18:30| Comment(1) | TrackBack(0) | すごくおすすめの短編・短編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クモの糸2 蜘蛛の意図

蜘蛛にからまったチョウは、かわいそう。だから、助ける。
では、からまったのがハエだったらどうであろうか?
大抵の人は、意に介さないであろうし、よしんば助けようと
は思わないであろう。

蜘蛛の存在というのは、なかなか興味深い。
人は、人にとって有益・無益・有害・無害などの観点から
虫・動物などを「害虫」(害獣)、「益虫」と呼称する。

たとえば、「ミツバチ」を例にとると「益虫」であろう。
しかし、この「ミツバチ」時に人を襲う。少し前のニュースで
マラソン中のランナーが、養蜂園の大量のハチの攻撃にあった
というのがあった。この時のミツバチは「害虫」であろう。
アナフィラキシーショックを考えたら、ミツバチだって恐ろしい。
あと、ミツバチの攻撃(刺す行為)は「捨て身」技であり、
逆必殺技(自分が死ぬ)でもある。

「クモ」の場合はでどうであろうか?
例えば、クモが家に侵入し、勝手に家庭空間の角っちょや、
押し入れに巣をつくっている場合がある。あまり考えずに
クモの巣を壊してしまうのが世の常だが、実際にこのクモの巣
家の中にいるハエなどの「害虫」を捕ってくれていたりする。
つまりこの観点に立つのであれば、「クモ=益虫」である。
人によっては、ペットのエサを得るためにクモを利用したりも
していると思う。

要するに、クモを人間に当てはめて考えてほしい。
世の中には、いいひと・悪いひと、有益・無益・有害・無害に
見える人がいる。立場や観点によって、それらのひとびとは
いろんな顔を見せる。いろんな背景を抱えている。
時に自分にとって「味方」になったり、「敵」になることもある。
助けられたり、助けたりすることもあるだろう。
利用したり、利用されることもあるだろう。
「人間だもの」の一言で片付けられない。
私は、それほどできた人間ではない。

「クモの巣にかかったチョウ」を見て、「助けたい」と思うのか
「別にいいや」と思うのか、「レンタル返しに行かなくちゃ」と
全く気にもとめないのかは、個々の自由だと思う。

単純に「弱肉強食」の観点に立つのならば、「ほっておく」のが
ベターだ。でも、自分が助けたいと思うのであれば、助けても
いいのである。それは、人間に限らず、万物に対して当てはまる。

でも、助けた対象が必ずしも正しいかどうかはわからない。
それは、その人の独断と偏見、立場に基づいたものだからだ。

私の中では、「ダライラマ=よい、中国政府=悪」の形ができた。
中国は、国内においてはっきりした言論統制と洗脳を行ってきたし、
現在でもそれを続けている。武力行使もやめない。
このメガネが正しいのか、曇っているのかはわからない。
だが、そう見えるのである。あくまで、私にとってのここだけの話。

しかし、北京五輪は、中国にとっての盛大な
「ネガティブ・キャンペーン NOW ON SALE(今すぐ去れ!)一掃」
的な一大事業になってしまったなぁ。

からまってもがいているのは、糸を広げた方だ。
こういうのを自縄自縛っていうんだろうなぁ。

自分自身の檻の中でもがいてる(ミスチル「名もなき詩」)的な状況
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2008年04月19日

絵本「100万回いきたねこ」佐野洋子




100万回生きたねこは、100万回死にました。

彼は、いろんなひとたちの「かいねこ」となりますが、
本当のしあわせを感じることはありません。

ねこは、かいぬしのことがことごとくきらいなのです。
このあたりは、けっこうシビアでシニカルです。

ねこが死ぬことで、かいぬしたちはなみだをながすのですが
ねこは、へっちゃらなのです。かいぬしを好きでないし、
じぶんの立場に満足していないからです。

あるとき、ねこは「のらねこ」として生まれてきます。
そして、一匹の白いねこと出会い、はじめて自分以外の
そんざいを大切に感じるのです。いとしくおもうのです。
そして、はじめてねこはなみだを流すのです。


はじめて涙をながすねこ。そこに「しあわせ」の真意が
あります。ほろりとくる泣ける本です。
サンテグジュペリの「星の王子様」のような大人が読んでも
楽しめる深いタイプの絵本であり、根強いファンも多く、
私もその一人です。

「星の王子様」
http://book0001.seesaa.net/article/70465169.html
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「クモの糸」

クモの巣にチョウがかかっていた。サンタをまだ信じていた
あの日の私は、クモの巣を「切捨てごめん」と叩ききり、
チョウを逃がした。そして、「いいこと」をしたと思ったのだ。

あれから、何度の春を過ごしただろうか。
今の私は、クモにチョウがひっかかっていようと助けたりしない。
それが自然なことだと思うからではない。単に面倒くさいからだ。

一般的に「クモの巣にひっかかったチョウ」を見た場合、大抵の人は
チョウに肩入れすると思う。つまり「クモ=悪、チョウ=正義」の
方式が成り立つからだ。チョウ=悪くない存在でも構わない。

ワナをはって、網にかかったチョウなどの虫を、捕食し糊口をしのぐ
クモというのはやはりイメージが悪い。見た目もかわいくない。
反対にチョウは美しく、人気が高い。わざわざお金を出して買う人が
いるのも肯ける。力関係で言っても、捕食する方が悪者に見えるのも
大いに肯ける。

しかし、クモも生き物である以上、「食べなければ生きていけない」
それは、生き物である人間にも当然当てはまる。クモは、悪者に
見えるが、人間も同じことをしている。直接的にも、間接的にもだ。

夏目漱石の坊っちゃんは大好きだが、坊っちゃんというのはいい意味でも悪い意味でも、少年のような性格の持ち主だ。単純にして純粋。
白黒はっきりつける剛毅で無鉄砲な性格。傍にあんな人がいたら、
周りは苦労するだろうな…というタイプの人間だ。

http://manga0001.seesaa.net/article/76042836.html「坊っちゃん」

芥川の蜘蛛の糸では、火事を起こして強盗を働いていたカンダタが
クモの巣を破壊しないようにしたことが「チャンス」のきっかけを
作ったが、何度考えてみてもお釈迦様の気まぐれとしか思えない。
あれは、信頼という名の糸であり、絆のようなものだと思うのだが、
持ち上げて叩き落すという手法は、無慈悲としか言いようがない。

http://book0001.seesaa.net/article/72009032.html「蜘蛛の糸他」

槇原が「Hungry Spider」という曲の中で、クモの視点でおもしろい
世界観の歌を奏でている。クモが、自分の巣にかかったチョウを愛し
逃がしてしまうのだ。その姿は「鳴蝉潔飢」。高貴な姿。
(蝉は汚れた物を食べずに飢えて死ぬ。筋を曲げない凛とした態度)
同時に、この歌はチョウを食べなかったクモの死を暗示している。

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=65304「Hungry Spider」
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2008年04月18日

「傘の下の君に告ぐ」

華麗なる晩餐は、眞鍋さん。加齢なる日常は私。
本当に、眞鍋さんは年とらないよなぁ。サイヤ人か?

さて、飲み会に参加してきました。
派遣と言えども、会社の一員ですからね。
酒をほとんど飲まない私にとっては、会費4000円は
高すぎる。この辺なら、特上寿司と上寿司堪能できます。

あれですね。職場のメンバーが「飲み放題」を利用して
飲む飲む……。あきらかに、うわばみが一人いました。

酒バージョンのギャル曽根ちゃんは、確実にいます。
職場の駆動しずかさんの顔が、すげぇすげぇすげぇすげぇ……
歪んでいました。でも、優等生のしずかちゃんはやはり飲み会でも
よく動きます。気配り・目配り、心配りできる人はすごいなぁと
感心しながら、一番の若輩者の私は手伝いもせず、もくもくと
食べていました。

あと、長年某事業所のリーダー的存在だった
方が移動を命じられて、荒れとりました。
そのとばっちりが、なぜか私に向けられて
「安寿(仮)、若いうちにしっかり志を持たんとイカンぞ!」
「夢ってものはなあ……」

とくどくどくど……語り始めました。
4000円払って、説教を聞くはめになるとは。しかも下手なんだ。
でも、伝わる部分もあるのは確かですし、ちょっと感謝もしてます。

私は、某会社に対して愛着とか持ちませんが、長年この事業所で
仕事をしてきたり、多くの人を見守ってきたリーダーにとっては
いろんな思いがあるのでしょう。

その日は、すごい雨が降っている日だったのですが、傘の下で
その人は違う雨を飲み込んだり、流していたかもしれません。

私に説教だか、アドバイスだか、おせっかいだか、エールだかを
贈りながら、同時に自分のわだかまりを吐き出していたのかも
しれません。

過ぎた酒は、たしかにいけないかもしれませんが、たまにむしょうに
酒が飲みたくなる人の気持ちは何となくわかる気がします。
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2008年04月17日

「ギャル曽根ちゃんは燃費が悪い」

大食いのギャル曽根ちゃんは、燃費悪いよなぁ……。
まぁ、白田さんや小林尊さんにしても、ものすごく燃費
悪いよなぁ。だって、あんなに食べて太らないんだよ?
某番組で、白田さんと小林さんは食べまくって10kgとか
自分の体重増加させていましたからね。

空腹時の虎は、40Kgの肉を食べるっていう話を聞いたことが
ありますが、まぁとにかくこの3人燃費悪いですな。
「食料問題」が深刻化して、1人に受給される食料が「平等」の
観点から一律になったら、まずこの三人が大変なことになる
ことは明白です。しかし、どういう身体の構造しているんだろう?
人体の神秘です。

そういえば、モデルのナオミ・キャンベルは体内に寄生虫を
わざわざ飼っているということで、驚嘆と同時にひかれていたなぁ。
ラララ ラヴ ラヴソング……って。私は、すでにひいている。

※ 燃費が悪い…とは、あんなに食べているのに「太らない」と
 いうことに着目し、彼ないし彼女を車に喩えるのならものすごく
 ガソリン(食べ物、摂取`カロリー)を要するという観点から。
  
  ドラゴンボールの悟空なら、ものすごく動いているから……
 と納得できる。でも、ナメック星人は、水しか飲まないらしい。
  サイヤ人よりも、ナメック星人の方が人体的に見たら変態だ。
  動力は、「光合成」?体内に不思議生物UMAでも飼っている
 のだろうか?
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2008年04月14日

「爆笑問題の日本言論」

爆笑問題が、そのセンスで時事ネタを
舌鋒鋭く切りまくったベストセラー。

その内容は、毒舌で暴走気味な太田光と
緩和剤であるツッコミ田中裕二のテンポの
よい漫才のような内容で、日本&世界に
起こった諸々の問題を扱っている。

シリーズ化されているのだが、やはり
よくも悪くも大きな事件の多かった時代
を取り扱ったこの作品が一番印象的。

94年〜97年頃を題材としていて、
「オウム事件」、「薬害エイズ」、
「大江健三郎ノーベル文学賞受賞」
「阪神大震災」、
「アトランタオリンピック」
などを収録。

笑えないことが多い世の中だからこそ、
笑いに変えて笑い飛ばしてやれ!
そんな気概を感じる爆笑小説。
宝島社文庫。
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2008年04月11日

「また会いましょう 法廷で……」

「死刑執行中、脱獄進行中」(マンガ)

「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(小説)

「アルジャーノンに花束を」(小説) ※
  ダニエル・キイス  

「明日に向かって撃て」(映画)

「天国までの百マイル」(小説) ※
  浅田次郎

「猟奇的な彼女」(映画)

「そして誰もいなくなった」(ミステリー小説) ※
  アガサ・クリスティ

「号泣する準備はできていた」(小説)

「泳ぐのに安全でも適切でもありません」(小説)


タイトルっていうのは、ものすごく大事だ。

タイトルを聞いたり、見ただけでもこれらの小説・映画・マンガを

みたくなってくる。「明日に向かって撃て」に関しては、

よくこんなすばらしいタイトルをつけたものだと思う。

※をつけておいた作品は特におすすめです。
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エッセイ「勇気凛凛ルリの色」浅田次郎


元自衛官、ピカレスク(≒悪漢、悪道)人生を歩んだ直木賞作家

浅田次郎氏の爆笑エッセイ。


ちなみに、「勇気凛凛ルリの色」は「怪人二十面相」で有名な

「少年探偵団」シリーズから取ったものである。(本文より)

少年の日の浅田氏が、過去を随想しながら「タイトルについて」で

語っている。

 
ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団
勇気凛々ルリの色
のぞみに燃える呼び声は
朝焼け空にこだまする…… ♪


きな臭いウラ話、売れない作家の悲哀、三島由紀夫との出会い、

自衛隊への入隊、自衛隊、自らの巨頭についてなど56編を収録。

いわゆる、エッセイの中では浅田氏のエッセイが一番おもしろいと

思うし、おすすめである。ちなみに、シリーズは4作ある。

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2008年04月10日

名作「いまを生きる」N・H・クラインバウム 白石朗訳 新潮文庫

厳格な校風の名門校に、型破りな教師キーティングがやってきた。


「伝統、名誉、規律、美徳」をモットーにする抑圧的で、

閉鎖的だった学園にキーティングは疑問を呈し、独自の授業を行う。


「もっともらしい学者の名前と架空の説を書けば、大学のテスト

 なんてまかり通ってしまうものだ」と言い切るキーティングは、

文法などの授業は行わず、いっそ情緒あふれる詩でも論じた方が

価値があると熱く語る。

生徒たちは、戸惑いながらも少しずつ彼に惹かれていく。


彼を慕うクラスの有志によって、キーティングが学生時代につくった

秘密組織「死せる詩人たちの会」を結成させたのだが、悲しい事件が

起こった。


テーマは「自由と管理教育の対立」と「青春学園ドラマ」。240ページ

作中には、有名な英米の詩が多数引用されている。


「ありがとう、みんな……ほんとうに……ありがとう」


作品のイメージは、「Thank you」SOPHIAっぽい。←歌詞
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=66350

注……これより下、ネタバレありです。









この作品のよい所は、やはり学園を追放されることになった

キーティングの呼びかけに対して生徒たちが立ち上がる

ラストシーンであろう。


「自由とは何か」を語りかけるキーティングの呼びかけに、

生徒たちは立ち上がり、学校に対して「反対」の意を唱える。

しかし、生徒たち全員が立ち上がるわけではない。

スタンディング・オーベーションのように全員が「ブラボー!」と

叫ぶのではない。


キーティングに賛同する者に対して、「退学させる」と脅しが

かけられている点も含めて、このシーンは感慨深く、同時に

リアリティーがある。反逆、反骨精神を「勇気」と取るか

「無謀」と取るかは、人それぞれであって確かな答えはない。


「ありがとう」っていう言葉のよさを改めて、

考えさせられるおすすめの名作である。
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2008年04月09日

「梅にウグイス嬢」

まずい。牛乳とミカンの相性は、サッチーとミッチー位最悪だ。

給食でしばしば両者が、あいまみえることがあったのだが、

あまりのまずさに驚いたものだ。ぶえー、まじい。byねこぢる。


牛乳は、カレー、あんぱん、イチゴ、バナナ……といろんな

ものに合うが、みかんとの相性は嫁と姑くらいに最悪で険悪だ。


よく、梅にウグイスが合うという話しがされ、実際に梅に鳥が

やってきたりして「風流じゃなあ」というのを見かけるが、

(あれは、ウグイスじゃなくてメジロでは……)と思う。

まぁ、言わずもがななので黙っておこう。沈黙は金、多弁は銀。


PS:春の小川には、虫が大量発生していたりして、白い服を

着ていると虫によって真っ黒になったり、サイクリングや散歩、

マラソン、ジョギング……などの相性が意外に悪かったりする。

ちなみに、春と昼寝の相性は最高(ある意味で最悪)で、今日も

また眠気が私を襲う……Zzzzzz←これなんか、アヒルっぽい!
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2008年04月08日

「入学式には雨が降る」

なぜか知らないが、入学式が行われる4月8日にはよく

雨が降る気がしてならない。これは、本日ざぁざぁ雨が

降っていたことや、自分の入学式を思い出す際、なぜか

いつも天気が悪かったことに起因する。

桜が、どんどん散ってしまう……。


小学校、中学校、大学と節目の「入学式」に雨に降られ、

高校では、雨にこそ降られなかったが想いを寄せたあの人に

フラれた……と言ったら、もう笑点のようなオチだ。

流石にそれは、※「アサヒる」です。すみません。

※ ありもしない事実を捏造すること。

  「アベる」が転じてできた言葉。

  考えてみたら、中国・北朝鮮の社会主義を礼賛し、日本人を

  かの地に送り込んだ過去を持つ朝日新聞。


  読売新聞は字が大きくなりました。

  朝日新聞は字が大きくなりませんが、相変わらず態度が大きく

  何故か上から目線です。


話が大分それました。

入学式に限らず、ひとつの節目を迎える瞬間があります。

奇しくも私も、昨日節目を迎えることになりました。


えっと、会社クビになりました。


きっと、この雨は私をはじめとしたたくさんの人たちの

悲しい気持ちを現していたり、

ささくれだった心を洗わしたりしてくれてるんだと思います。


今日という日が、明日という日が、どんな意味を持つのかを

決めるのは、やっぱりその人の気持ちに大きく関わる気がします。

凹んだり(へこんだり)しながらも、やっぱりどこかで

「明日」という日を信じている。

太陽がのぼることを信じている。

微量ながらも自分を信じている。


「やまない雨はない」

「今日が最悪だったら、明日はそれよりはマシになる」

の精神が大切です。


井上陽水の「傘がない」とか、スピッツの「あじさい通り」とか

ミスチルの「雨のち晴れ」とかが頭の中で流れています。

明日は、もっと明るい曲を聴こうと思います。

ミスチルの「Worlds end」とか。
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ホラー「ミザリー」スティーブン・キング

流行作家ポール・シェルダンは、雪道で自動車事故を起こし、

半身不随の状態に。「死」という絶望的な想像をするポール。

そこに元看護婦で、彼の愛読者であるアニーが

訪れ、助けられた。いや、真の意味での恐怖はここから始まる……。


彼の作品の狂信的なファンであるアニーは、「私ひとりのために」

小説を書けと彼に脅しをかけてくる。身体が不自由で、監禁された

彼は、絶望的な状況の中、光明を見出せるのか?名作恐怖小説。

500ページに及ぶ有名な長編ホラー。グロテスク。
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2008年04月07日

芥川賞「蹴りたい背中」綿矢りさ

クラスで「孤立」した女子高生の私ハルは、やはりクラスで

孤立している男子にな川(蜷川)の物語。


理科の実験中、暇を持て余していた私はプリントを切ることで

空白を埋めようとしていた。にな川は、熱心にファッション雑誌を

読みふけっていた。ひきながらも、「負けたな」と感じた私は、

表紙を飾っている女性がどこかで見たことがあることに気付く。


「この人に会ったことがある」

と言った私に対して、にな川は

「ウチに来てくれ」

と、恐ろしい情熱で懇願してきた。


モデルの女性(オリチャン)に対して、暗い情熱を傾けるにな川に

嫌悪感と同時に心魅かれてしまう私。その背中を蹴りたい。

しいたげたい。なんなんだ、この感情は?


乱読家の私だが、もう三回読んでしまった。何がすごいって

表現力とか描写力とかがすごい。そして、135ページと短編で

ありながら、濃縮された内容。最年少で芥川賞になったから

すごいんじゃなくて、この小説は作家が生涯に一冊残せるか

どうかっていうレベルの作品だと思う。また読みたくなる一冊。

最高におすすめの作品。

〜本文より抜粋〜

私の表情は私の知らないうちに、私の知らない気持ちを映し出して

いるのかもしれない。


近づいていったあの時に、おれ、あの人を今までで一番遠くに感じた


最高におすすめの同著「夢を与える」↓
http://book0001.seesaa.net/article/76190887.html
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2008年04月06日

「はじめの一歩 大学生編」

大学生って、別に若い人だけが入学する場所ではない。

明らかに「社会人」っていう感じの30代のサラリーマンの方や

年金もらっていると思しきご婦人を大学で見かけたこともあった。

今考えてみると、そういう方に積極的に話しかけて人生勉強させて

もらえばよかったとか思う。


さて、大学生活のはじめの一歩と言えば、「友達(仲間)づくり」と

「ガイダンス(授業の決定)」であろう。


前者は、まあ同じ授業をとっている人に話しかけたり、サークルに

入るなどすれば自ずからできる。大学生の時思ったことだが、

つるんでいる仲間なりは、得てして同じような雰囲気を持っている

ものだ。概して、同じようなものに興味を持っていたり、

同じ感性の持ち主が多かったりする。同じ学部なら、同じ学問を

介したジョークなり、内輪話に花を咲かせられるし、サークルなら

それがはっきり色濃く出ることが請合いである。


私の数少ない友人の一人に「がっくん」と呼んでいる人が

いるのだが、彼と私を決定的にともだちづけたのは、「ミスチル」

ファンだったことだ。ちなみに、私はミスチルファン歴13年だが、

彼は15年選手であり、年齢こそ同じだが「先輩」的要素を持って

いた。新曲が出ると言っては二人で喜び、古いビデオを貸したり、

ミスチルの情報を教えてもらったりした。そういう意味で、

音楽の力は偉大だと思う。あるようでない「共通項」を作り出し、

演出してくれるわけだから。物怖じせずに、話しかけてみよう。

「合う・合わない」に関しては、話してから決めればいいのだから。


さて、「ガイダンス」の話をしよう。

ガイダンスとは、いわゆるその年に、自分が履修する(受ける)

授業を自分で決めることである。授業によって、絶対受けることが

決められている「必修」や、自分で受けるかどうかを決める「選択」

がある。授業ごとに、出席を重視したり、テストやレポートのみで

成績を決める場合もある。それをパスすると「単位」というものが

もらえ、「単位」が足らないと進級及び卒業できなかったりする。

必修授業の有無にもよるが、この授業の選び方・入れ方によって

週6日大学に行くことも、週3日だけ行くことも可能。


大学生の4年生ともなると、単位がばっちり取れているので

週1回しか大学にこないなんていうのも現われる。


また、1日に4個も5個も授業を詰め込むと、テストの際に恐ろしい

日程になり、平和なこの日本で「地獄」を体験できることも……。


まぁ、大学文系の目安としては、1年で40単位かそれよりちょっと

多く取る位がよくて、力の入れ具合としては、必修>選択という

感じだと思います。


大学のよい所は、自分の意思で授業を受けられる所だ。

反対に悪い所は、自分の意思で授業を放棄しまくれる所だ。


最近、ヒルズ族の親戚ができたのだが、その人が

「大学なんて8割サークルだった。後、2割はバイト」

と言っていた。そんな彼が日本の最前線でしかも嬉々として

働いているというのだから、「大学」に何を見出すのかはやはり

その人次第なんだと思う。私は、よく小説読んでいたなぁ。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれなるままにその日暮らし! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

「SALE」って「去れ」とも読めるよね

吉野家の牛丼が8日まで安い。例えば並み盛りが300円。牛皿が200円。

家族におごってあげた私は太っ腹。


昔勤めていたレストラングループの系列店も、安売りしていた。


私は、コナカでスーツを作ったのだがその関係で、お得なクーポンと

コイン企画に参加した。

※ コイン企画…コインをコナカに持参すると、3000円分の商品券

 がもらえて、水の中にコインを落として中にあるグラスにコインが

 入ると「グルメカタログ」からお好きな物を選べるという企画。

 私は、あえなく失敗。ネクタイとか選んでいる時に、成功した人が

 いましたが、だいたい成功率は5〜10%程度っぽい。

余談ですが、100円ショップってネクタイは100円(105円)で売って

ますが、ネクタイピンはありませんね。

コナカに限らず、どこも紳士服はセールやってます。あと又余談

ですが、上戸彩がモデルやっている某店の写真があまりにかわいく

ないのが気になります。兄・私ともに、別に特別好きというわけでは

ないのですが、「あれはちょっと……」と思わずにはいれませぬ。


あとは、ブックオフ行って、マンガ売ったら思いの他高く買って

くれた。25冊で2000円超えた。コレは、ちょっと快挙だ。

ブックオフって、小説よりもマンガの方を高く買い取りして

くれますね。古い小説とか買取り額が10円とかだったりするから、

50冊近い小説やハードカバーを重い思いして、「470円」とか

告げられた悲しい過去があるので、ちょっと嬉しかった。

また、その時に

「大切な本をお売りいただいて、ありがとうございます」って

言われるのですが、そう思うのならもっと高く買ってほしいです。


そんな理不尽も コメディーに見えてくるまで 

大きいハート持てるといいな もっと もっと もっと

               ミスチル「もっと」


季節の変わり目は、消費者にとって「お徳」な機会が多いですね。

商品を捌けたいという、お店側の事情ももちろんあると思いますが

買い物が楽しい季節だと思います。

でも、幟旗(のぼりばた)の「SALE」はローマ字読みすると

「去れ」とも読めちゃいます。
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2008年04月04日

ホラー「新耳袋 現代百物語」木原浩勝 中山市朗




伝承・口承や、著者自身が味わった恐怖体験を集めた作品集であり

シリーズは10巻を数えるという人気シリーズ。傑作選もある。


1冊で、100(99だったかもしれない)の怖い話(ホラー)が

納められている小説であり、内容は淡々と描かれている。


すべてのシリーズを読んだわけではないが、「くだん」の回と

「車の窓に張り付く手のあと」を描いた回が印象に残っている。


手の痕の回は、ちょっと怖すぎる。


さくさくっと読めて、それでいて怖い思いを体験できるのが

この本の魅力だ。また、幽霊や霊的なもの、UMAなどの妖怪を

否定的でなく、肯定的にも描いている所がよい。


ホラーが好きだが、長編を読むのが苦手と言う方には、ラフカディオ

ハーン(小泉八雲)の「怪談」の次におすすめしたい作品。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー・怪談小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

桜と犬とはれときどきぶた

埼玉の聖望学園が、決勝まで勝ちあがりました。              
試合中は、仕事があるので観れないけど、背中を押してるから。

200804031753000.jpg

愛犬と桜の画像です。桜が散る前に激写!!
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2008年04月01日

「新世界!!!」

4月1日。企業的には、この日が今年度の「はじまりの日」であり

昨日が前年度の「終わりの日」なことが多い。


某会社もその例に漏れず、本日が記念すべき初動日だったりする。

いわゆる新人・新社会人が企業で「始業式」を行い、

「よし!やるぞ」と心躍らしたり、躍らされたり、

「きつそう〜」といきなり社会の洗礼を浴びたりするそんな日。


「オラわくわくしてきたぞ」とドラゴンボールの悟空のように

闘争本能を刺激される者、「もう、辞めたい!」と逃走本能を

刺激された者が、ぞくぞくと現われたそんな日。


管理人は前の会社で、始業式&合宿を体験した。

なんかいきなり、山の中に拉致されて、そこで接客マナーとか

声だしとか、歩き方とか教わった。まだよく知らない同期メンバーと

野山を走ったりしたのは、今になってはいい思い出だ。遠い目。


いわゆる「売り手市場」とは言っても、簡単に仕事を辞める者を

社会はやさしい目で見てはくれない。私は、あっさり会社を辞めた

口で、その後新しい会社に入るのに当然、時間がかかった。


エヴァの作者&シンジの言葉を借りれば

「(簡単には)逃げちゃダメだ」


自分の中で、明確なビジョンなり確かな考えなりがなければ

結局どこへ行っても、失敗を繰り返してしまう。


かつての上司の言葉を借りれば、そこのところを

「肝に銘じる」ことがなければ、成長はない。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれなるままにその日暮らし! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする