2007年12月17日

宝探し「謎のズッコケ海賊島」那須正幹 絵前川かずお


ズッコケ三人組が、海賊の宝探しをするシリーズ16作目。

ハゼ釣りを楽しんでいたモーちゃんは、ちょっと変わった
おじさんに出会い、おにぎりをあげます。

そのことが縁(えん)で、三人は「はやてのじんない」
の宝のありかを示す暗号を手に入れます。

いなほの国 女島の南 入らずの 岩屋あり
仏の道をきわめ 浄土にまいるべし
陣内の宝 みなここにかくす

三人は、知恵と勇気と友情によって、宝を発見
できるのでしょうか?おもしろくて、おすすめの一冊。 

ズッコケシリーズは図書館・図書室にあることも多いので、
探してみるのもいいかもしれません。

一作目「それいけ ズッコケ三人組」。三人のご紹介はコチラ。
http://book0001.seesaa.net/article/71205810.html
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ズッコケ三人組 読書初心者におすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

絵本「注文の多い料理店」宮沢賢治 絵長谷川知子

「注文の多い料理店」 読書初心者におすすめ

 あそびで狩り(かり)をしていた二人の男は、おなかがすきます。
 
 そんな二人は、りっぱな一けんの西洋づくりのうちを発見します。
 
 「山猫軒(やまねこけん)」と書かれたうちに入った二人は、

 「とうけんは、ちゅうもんの多いりょうりてんですから、

  どうかそこは、ごしょうちください」という文字を読み

 言われたとおりにしていきます。


「雪わたり」 声に出して読みたくなる名作、教科書にも登場

 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。
  きつねの子ぁ、よめぃほしい、ほしい」

 雪の日に四郎と、かん子は小さな雪ぐつをはいて
 キックキックキックと野原に飛び出し、キツネの子
 こん三郎と出会いともだちになりました。

 こん三郎は、四郎とかん子をきつね小学校の
 パーティーに来てほしいと言いました。
 二人は、行ってみることにしました。
 

「よだかの星」 

 みにくい「よだか」という鳥が主人公。
 みすぼらしいよだかは鳥たちの間で、バカにされます。

 ある日、タカがやってきて「よだか」という名前を変えろ。
 と、つめよります。ついには、名前を変えないと、つついて
 殺してしまうぞと言うのです。

 よだかは、自分が生きるためにたくさんの虫を食べて命を
 うばっているという事実に気付きます。

 よだかは、いさぎよく死ぬことを決意し、いっしゅんの
 かがやきを放つためにひっしで飛び続けます。

 
 よだかは、どこまでもどこまでも空高くのぼり続けます。
 
他に「やまなし」を収録した4つの物語。完全ルビ付き。さし絵付き。


もちろん、小説版(文庫版)もおすすめです。名作。
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長編「魂萌え たまもえ」桐野夏生



夫の突然の死によって、敏子は目の前が真っ暗になる。

いつも家族を気遣って、的外れと言われようと、心配することを
やめられなかった。それが妻であり、母親である自分の日常だった。

大人しくて、我慢強い来年還暦を迎える女性が、夫の死によって、
想像した以上に騒がしい毎日を過ごす物語。読み応えがある長編。
文庫で上・下巻あわせて約600ページ。

・敏子の今後の選択は……。
  
・夫の死によって、8年ぶりに長男がアメリカから帰国。
 既婚、こども(孫)がいる。敏子に「同居しないか」?と迫る。
 又、法定相続の問題や、長男夫婦の未来などの課題が見えてくる。

・長女は、長男と同様に頼りない。未だに主人公の家に遊びに
 やってくるし、30過ぎてもフリーターだ。前途多難。彼氏がいる。

・夫には、愛人がいた。
 愛人との対決、怒りと哀しみ、面倒くさい問題が次々と浮上。

・恋をする。

・高校時代からの友達との関係。

・カプセルホテルで垣間見た「人生劇場」。
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短編集「合意情死 がふいしんぢゆう」岩井志麻子


新聞社に勤める大橋は、六高の学生と、女郎の「心中未遂」事件の
記事を書くのだが……。「はでつくり」

まじめだけが取り柄の平凡な教師小宮と、髪結いの亭主を気取る
美男の安藤。小宮の手引きによって、安藤は凛とした、いせ子を
モデルにして絵を描き始めるのだが……。「がふいしんぢゆう」

劇団の中でのみ、権力を振り回す団長の五十嵐。愛人フジ子でなく、見返りを求めて清枝に次の主役を任せるが……。「シネマトグラフ」

小心の大男である青木巡査は、小柄だが気性の激しい一つ年上の
姉さん女房をもらい、奇妙な窃盗事件の捜査に乗り出す。「みまわり」

孤児院で育った主人公は、「強くなりたい」という想いを胸に
看守となり、一人の女性受刑者と出会い心を奪われてしまう。
彼は「強く」なれるのか……。「いろよきへんじ」
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