「こどもの自殺」にショックを受けたハチベエ。頭をしぼって、
相談者さえいれば、こどもたちを救えるに違いないと思いつく。
モーちゃん、ハカセを強引に巻きこみ「こども電話相談室」を開く。
手ごたえとやりがいを感じてきた三人だったが、ハチベエ・
ハカセはトラブルをきっかけに自信を失い、やめることにする。
しかしなぜか、存続を希望するモーちゃん。それもそのはず、
モーちゃんには悩みがあった。母親の再婚問題について
悩んでいた彼は、正体をかくし電話をかけるが、一発でばれる。
モーちゃんの幸せを願うハチベエ、ハカセがふんとうする
ほろ苦くも心温まる友情物語。ユーモアあふれる内容で、
暗くならないのはさすがである。家族、結婚、離婚がテーマ。
・「ハチベエ電話で告白される」 それを知ったハカセの反応
「いくらなんでもハチベエくんを好きになるような女の子が、
地球上に存在するかなぁ」
・一発で、モーちゃんだとばれてしまった彼なりの迷言
「ぼくは、モーちゃんではありません」