2007年12月08日

短編集「だれかさんの悪夢」星新一


ある日一人の天才が、裁判にかけられた。
彼の作った装置が、「問題」とされ装置は、
押収されてしまう。彼のすばらしい発明は
なぜ、日の目を見なかったのか?
(問題の装置)

事故にあった男が、病院に運ばれてくる。
医者は、「気力次第」と判断。男の気力を
高めるために、すばらしい「記憶」を
ねつぞうする。(気力発生機)

タクシーに乗った女性。異様に暗い雰囲気
の車内におののく。目的地に着くが、
運転手に無料でいいと言う。尋ねずには、
いられない。「どうして?」(夜の乗客)

結婚、離婚、葬式……。金さえ入れれば、
自販機が面倒な手続きをやってくれる世界。
主人公はひとつの自販機の前に立ちどまる。
<非合法・犯罪セット一式・重複なし>と
そこには書かれていた。(収支)

など47の短編集。おすすめ!
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの星新一・筒井康隆等SF小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名作「バッテリー」あさのあつこ


中国大会3位の豪腕ピッチャー巧は、両親・弟青波(せいは)と
共に、岡山県新田市に引っ越してきた。

自らの才能に絶対的な自信を持つ野球少年巧は、時にその自信が
顔を出し、他者をばっさり切り捨てる言動をとってしまう。

だが、転向先で出会ったキャッチャー志望の剛という面倒見の良い
少年や、高校野球の名匠として知られる祖父との生活の中で、
巧の心に変化が現われる。

巧は「強さ」を求める野球、青波は「楽しむ」野球をめざす。
作品は、8割の本気と2割のユニーク(おふざけ)要素を持ち、
読みやすい。読書初心者におすすめ。

キャッチボールを通して、巧と剛とに芽生えたバッテリーの
信頼関係に注目。240ページ。全6巻。マンガバージョンもある。

巧   豪腕。ストレートの速さは折り紙つき。コントロールもよい
    目つきの鋭い美少年、華奢な体つきだが背は高い方。
    ニックネームは「姫」。本人は、気にいっていない。
    女性にモテるが本人はどちらでもよさそうな態度。
    基本的に、自己中のわがまま。ぶっきらぼう。
    実力が伴う自信家であり、努力家でもある。
    物言いがきついので、先輩、先生等に目をつけられがち。
    心を開いた豪をはじめとした、何人かとはふざけあう一面を
    みせるが、基本的にクール。不器用。

豪   巧とのバッテリーを熱望。巧の剛速球を捕れる逸材。
    高校生と間違われるほど体格がよく、腕力がある。
    医者の息子の為、特に母親から勉強に集中する為
    野球は辞めるように言われるが、巧の球を見た彼は
    どうしてもあの球を受けたいと考えるようになる。
    思いやりがあり、面倒見もよく、物事を冷静に考え、
    巧のフォロー役である反面、中学生らしく心のバランスを
    失って、巧に殴りかかる場面も。不器用。
    
青波  巧の弟。ひとなつっこくて、素直。巧とは対照的な性格。
    生きるか死ぬかという病気を経て、少年野球をできる
    くらいに回復。そのためか、人の痛みがわかる性格らしく、    他者に対して優しい。
    癒し系であり、この作品のマスコット的存在。
    野球ができることが心底うれしいらしく、グラウンドを
    走り回る。ひ弱な身体ながら、芯は強く、巧に言い返す
    場面も。楽しむ野球をめざす!嫌いな言葉は「かわいそう」

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posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 児童書・絵本・はれぶた・バッテリー・詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする