新宿区には有名進学校が集中している。
その中で異彩を放つのは、「ゾンビーズ」が在籍する某高校である。
ちなみに有名な卒業生に、力道山を刺したヤクザの舎弟がいる。
ゾンビーズの由来は、学歴社会の中で「生ける屍」と言われるほど、
偏差値が低いことと、「殺しても死にそうにないから」というもの。
パワフル・ハートフルな彼らが、自分の夢や信ずる道をひたむきに
走り、踊る姿に強い共感を抱く。特に、高校生におすすめ。
「レヴォリューションNo.3」
「君たち、世界を変えてみないか?」生物の教師ドクターモローに
触発された僕(主人公)たちは、近所にあるお嬢様学校の学園祭に
侵入し、彼女をゲットしようと躍起になる。某学園祭は、僕達を
締め出そうと躍起になって、150人の門番を用意してきた。
ゾンビーズはいろいろ考えるが、正々堂々と、正面突破によって
「壁」を飛び越えることにする。
「ラン、ボーイズ、ラン」
学校から1ヶ月間の停学を宣告されたゾンビーズ。この機会を利用し
アルバイトに明け暮れる。みんなで、沖縄に旅行に行くためだ。
旅行費用を貯めた僕達だったが、「市場最弱のヒキを持つ男」
(不幸を引き寄せる男)山下に旅行費を預けたら、案の定山下は
お金を奪われてしまった。山下を慰めながら、僕たちは再び
アルバイトに明け暮れる。僕の恋愛も絡めて描かれる物語。
「異教徒たちの踊り」
ストーカー被害にあっているという女子大生を助ける為に、僕(南方)と最強の男朴が犯人探しに挑む。山下の遭遇した笑える不幸話の数々と、ただひたすらに踊り続けた男の伝説が印象的な物語。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 08:01|
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