2007年11月28日

小説「覆面作家の愛の歌」北村薫



覆面作家シリーズ第2弾。

天国的な美貌と、卓越した推理能力と、個性的な
多重人格者である御令嬢探偵の活躍を描く。

「覆面作家のお茶の会」

覆面作家新妻さんの担当編集者となった良介は、
彼女とともに、ケーキ屋さんで遭遇した「事件」の
謎に挑む。パティシエは、何故消えたのか?


「覆面作家と溶ける男」

近くで起こった小学生の誘拐殺人事件。
良介と新妻さんの知り合い、静さんの甥が
あやしい男に、「血液型」を尋ねられた。

男が言うのには、「血液型占いで、A型の人に頼み、
ポストにラブレターを入れてもらえば恋愛が叶う」
とのこと。僕らは、もちろん不審を抱いた。


「覆面作家の愛の歌」

劇の演出家として、天才ともてはやされる南条弘高。
南条の恋人だった天才女優が、殺された。捜査線上に
浮かぶのは、その言動などから自信家南条弘高ただ一人。

この難問トリックに、覆面作家が果敢に挑む。

の3編を収録。新キャラ歌って踊れる編集者
静さんと、僕の双子の兄優介の活躍にも注目。


第3弾「覆面作家の夢の家」(同シリーズ最終巻)

壊れてしまう愛と、より強くなる愛をテーマに
したミステリー。僕と覆面作家の愛の行方は……。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの短編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三ツ星「魔術はささやく」宮部みゆき




主人公の日下守は、叔母のより子の家に居候している

クールな高校生。趣味はランニング。


ある夜、より子の夫が運転するタクシーで若い女性を

轢いてしまう。「ひどい。ひどい。あんまりだ」という

言葉を残して女性は死亡。そして夫は、逮捕されてしまう。


独善的で、正義なき心で、一方的にかけられる嫌がらせ電話。

その中で、気になる一本の電話があった

「特殊能力」を持つ守は、事件の調査を始める。

やがて、隠されていた謎と真実が見えてくる。


ストーリー自体はほろにがいが、守の理解者も配置されており、

やさしい気持ちになれる名作。

宮部さんは最も尊敬する作家であり、その中でもイチオシの作品。

まだ読んでいないという方は、ぜひ。
posted by book0001,世界は誰にでも、読書初心者におすすめ at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | すごくおすすめ長編小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする